来月5日は子どもの日です。
光市のとある事業所の敷地内に、全国各地から寄せられた400匹あまりのこいのぼりが泳いでいます。
記者「春のぽかぽか陽気の中、たくさんのこいのぼりが気持ちよさそうにしています。色も大きさもさまざま、そして生まれもさまざまなんです」
光市で産業廃棄物処理業を営む会社、三和技研工業の敷地です。
捨てられるものをなくし、地域の人の楽しみになればと、使われなくなったこいのぼりを譲り受けてこの時期に掲げています。
30年前からの取り組みで、今では400匹あまりの“大群”になりました。
インターネットなどを通じて引き取りを呼びかけ、北海道から沖縄まで、全国各地から寄せられました。
三和技研工業・三條佳恵社長「津波に流されたこいのぼりも、ずっとしまわれたこいのぼりも、風が吹けばこうしてまた泳ぐことができ、元気を取り戻すことができる。必ず私たちもそういう力があると信じているので、このこいのぼりを見てパワーをもらって頑張っていきたい」
処分されず、ふたたび大空を泳ぐ姿は、力強く見えます。
こいのぼりは、来月末まで掲げられています。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

“ママアスリート”の先駆者・寺田明日香選手 葛藤と挑戦の日々【報道特集】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
