中国で大規模な黄砂が発生し、その一部が日本にも飛来している問題について、中国政府は「20世紀末よりも黄砂は明らかに減少した」と主張しています。

中国の黄砂は今年、10年ぶりの多さとなっていて、気象台は16日も新たな黄砂が発生する予報を発表しています。これについて、中国外務省の汪文斌報道官は次のように述べています。

中国外務省 汪文斌報道官
「近年、我が国は黄砂を防止することや砂漠化を縮小することをとても重視している。長年の努力の結果、すでに著しい成果を収めた。近年、黄砂は20世紀末より明らかに減少した」

また、「中国の砂漠化対策や大気汚染対策は自国民だけでなく、全ての北東アジアの大気の改善にも貢献した」と自画自賛。今後も砂漠化防止に取り組む姿勢を強調しています。