川崎市にある公園の駐車場に大型バスが放置されたままとなっていて、住民の不安が募っています。公園の管理者はバスの所有者に撤去を求めているということですが、交渉は平行線をたどったままだといいます。

川崎市の公園の駐車場に放置されていた、ボロボロの大型バス。車体を埋め尽くすほど、たくさんの落書きがされています。さらに、大きなフロントガラスや窓ガラスのほとんどが割れていて、破片が散乱。近くを歩くのは危険な状態です。


Nスタ
「こちらバスの中も、物が散乱していますね」

この公園はバーベキューや潮干狩りなど、連休には多くの人が訪れる憩いの場所。

この異様な光景に利用者は…

利用者
「怖いですよね。気味悪いですし」
「子ども連れてきたときには(子どもが)行きたがるけど、近づかないでと言っていますね」5~6台分の駐車スペースを占領したまま放置されている大型バス。
公園を管理する川崎市港湾局によると、2021年6月1日から1年間停まっているといいます。

川崎港管理センター 港営課 三枝郁夫 担当課長
「昨日までの計算で(駐車料金は)約55万円になっています。それが回収できていないという状況です」

なぜ、バスは放置されたのでしょうか?関係者によると、バスの所有者は個人でバス事業を計画していましたが、うまくいかず、バスを放置していたということです。市は、バスの所有者に何度も撤去するよう求めていますが応じることはなく、それどころか…

バスの所有者
「この状態を改善しなければ動かさない」

“バスが壊れたのは市の責任”“直すまでは動かさない”などという身勝手な言い分で、“逆ギレ状態”だといいます。撤去するにも、持ち主の許可がなければ勝手に処分することができず、交渉は平行線。川崎市は、今後も交渉を続けるということです。