13日、名古屋市、岐阜市、津市でも「黄砂」を観測しました。


高度400メートルほどの名古屋・栄の上空から見てみると、およそ2.5キロ先の名古屋駅の高層ビルは「もや」がかかったように見えました。

見通しがいい時の映像と比べてみると、13日は街全体が霞み、ぼんやりとしているのが、わかります。

さらに高度を上げてみると…

「高度およそ1500メートル付近まで上がってきました。ここまで来ると、黄砂が充満した空気とそうでない空気の、境目がくっきりわかります」


100キロ以上先の御嶽山は、「頂上付近だけ」見ることができ、まさに「雲海」状態…。


上空はすんだ空気ですが、黄砂は高度2000メートル以下の空間で滞留し、地表付近でより濃くなっていることがわかります。


東海地方では14日もうっすらと黄砂が飛ぶ可能性があるほか、今度の日曜日(16日)には再び飛来する見込みで、今後の情報に注意が必要です。