東京電力が国に申請している電気料金の値上げについて、経産省では、消費者の意見を聞く公聴会が開かれています。経産省前から中継です。
午前9時から始まった東京電力の値上げ申請についての公聴会では、消費者から厳しい意見が相次いでいます。
公聴会参加者
「値上げに反対。値上げは不可逆的。一旦やってしまうと後戻りができない」
東京電力は現在、標準的な家庭で平均1558円の値上げを申請していて、国が審査を進めている段階です。
電気料金の値上げをめぐっては、現在、東京電力も含め7社が申請していますが、電力業界では電気料金を下げるため始められた電力自由化を骨抜きにする不祥事が次々と明るみに出ています。
関西電力や九州電力などの社員が、ライバル会社にあたる「新電力」の顧客情報を不正にカンニングしていた問題では、経産省は5社に業務改善命令を出す方針を固めました。
また、関西電力など4社では「カルテル」を組んでいたとして、関西電力は経営陣などの処分を決めました。
電力会社への信頼が揺らぐ中、消費者に負担増を迫る値上げが本当に必要なのか、厳しい視線が注がれています。
注目の記事
世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
