金の先物価格が2営業日連続で取引時間中の最高値を更新しました。背景にあるのは、世界景気への先行き不安と中国の「脱ドル化」だと指摘する声もあります。
大阪市場で取引されている金の先物価格は、取引の中心となる「24年2月もの」が13日の夜間取引で一時、1グラムあたり8644円をつけ、2営業日連続で最高値を更新しました。
「金」は「比較的安全な資産」とされていて、アメリカなどで金融引き締めが続き、銀行の連鎖破綻が起きたことなど、景気の先行きに対する不透明感から価格の上昇が続いています。
また市場関係者は「中国などがアメリカ国債の保有を減らし、金を買い増している事も背景にある」と指摘します。
中国の中央銀行、中国人民銀行の発表によりますと、中国人民銀行が保有する金の量は5か月連続で増加し、この5か月で120トンの金を積み増していて、市場関係者は「中国は脱ドル化をすすめていて、かわりに換金性の高い金を購入する動きが続いている」としています。
注目の記事
「睡眠はだいたい2時間」高市総理ハードワークの舞台裏 大量の資料を持ち帰り、昼も執務室にこもりっきり…アクセル全開で“向かう先”は?

「お金ばっかり貰いやがって」ハンター出動”拒否”問題の顛末「誰にものを言ってるのよ?」トラブル発端の副議長が直接謝罪 約1か月半にわたる騒動

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









