全国各地で2年ぶりの観測…どうやって観測?

黄砂の飛来はどのように観測するのでしょうか。

大阪管区気象台予報課 高野松美さん
「空の混濁具合、どれだけ濁っているか。黄砂ですので空が黄色っぽいというのはひとつの目安。『視程』と言っているが、どれぐらいの距離が見えているか、そういうものを判断しつつ観測します」

その黄砂が発生した中国で…

記者
「中国では11日に続き、12日も黄砂の警報が発表されました。ビル街も、またかすんできたように見えます」

中国の気象台は、内陸部から北京までの広い範囲で警報を発表しました。

男性「例年はこんなにひどくなかったです。今年はもう何回も発生しました」
女性「鼻やのどが気持ち悪いです。アレルギーが出ます」

中国メディアによりますと、この時期に観測される黄砂は例年5、6回ですが、2023年は少なくとも8回に。その理由については降水量が少ないことなどが影響しているということです。