中国の習近平国家主席は南シナ海を管轄する軍の部隊を視察し、「領土の主権と海洋権益を断固として守る」と強調しました。
12日、習近平国家主席が視察したのは中国軍で南シナ海を管轄する「南部戦区」海軍です。
習主席は「複雑な状況に適時、適切に対応する能力を高め領土の主権と海洋権益を断固として守り、周囲の情勢の安定維持に努める必要がある」と強調しました。
中国は南シナ海での領有権を主張し、フィリピンなど周辺国に対する軍事的圧力を強めていますが、これに対し、アメリカは10日、南シナ海で「航行の自由作戦」を行ったほか、フィリピンとともに28日まで大規模な軍事演習を実施し、中国をけん制しています。
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