岩手県内でも12日、「黄砂」が観測されました。黄砂の影響は、13日にかけて続く見込みで、気象台が注意を呼びかけています。
12日午後3時ごろの盛岡市内は、遠くがかすんで見えるのが分かります。盛岡地方気象台は午後2時半前、黄砂を観測したと発表しました。
盛岡市内の中古車販売店では、販売している車に着いた黄砂を水や洗剤で洗い流す作業に追われていました。黄砂は普段の汚れと違い、洗い方にも工夫が必要です。
(ガリバー盛岡南店 桑原優樹店長)
「黄砂については粒が粗いので、そのまま拭いてしまうとやすりで磨いたようにボディを傷つけてしまうので、なるべく水を多く洗い流してからシャンプーで、手洗いで洗車していただいた方が綺麗に洗車できると思います」
盛岡地方気象台によりますと、黄砂の飛来は13日にかけて続く見込みで、場所によっては見通せる距離が5キロ未満になる可能性があります。交通への影響の恐れもあり、注意が必要です。