日本政府が発表した「外交青書」で、中国とロシアの軍事的連携に「重大な懸念」を示したことについて、中国政府は「いかなる国の脅威にもならない」と反発しています。
2023年版の「外交青書」では、中国とロシアが軍事的な連携を強めていることについて「重大な懸念を持って注視していく必要がある」と去年より表現を強めています。
これについて中国外務省の報道官は。
中国外務省 汪文斌報道官
「中ロの軍事協力は第3国に対するものではなく、完全に国際法などを遵守しており、いかなる国の脅威にもならないし、他国にとやかく言われる筋合いもない」
また「外交青書」で、中国をめぐり経済面や軍事面などで「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と明記したことには「日本側はいわゆる中国脅威論を誇張し、道理もなく中国の内政に干渉したが、これに断固反対する」としています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









