エアレースパイロットの室屋義秀選手が今、エアレースを目指すパイロットの候補生を募集しています。

AR=拡張現実などのデジタル技術を取り入れる新しいエアレース「エアレースX」の立ち上げを3月に発表した室屋義秀選手。

その室屋選手が新エアレースの準備と並行して進めているのが、次世代のパイロットを育てる日本で初めての「エアレースパイロット育成プログラム」です。

通常は10年以上かかる訓練を効率的に行うことで、5年後にレースパイロットとしてデビューを目指すというものです。やる気みなぎるチャレンジャーを集めるため、訓練費用はレースチームが負担します。条件は今年9月30日時点で16歳以上40歳未満であること、身長が160センチ以上であることなどです。

室屋義秀選手「スポーツでいうと世界選手権の頂点に向かえということなので、コーチとか育成のシステムがないと無理だと思う。それをいよいよ我々の手で直接やろうというのが今回のレースパイロット育成プログラムです。キミもパイロットにならないか?本気の人だけ募集しています。待ってます!

強い精神力が必要なエアレースで勝てるパイロットを育てるわけですから、当然訓練はハードで、最後まで残れるのは信じて本気でやりとげた人だけかもしれません。それでも挑戦したいという方はまだ間に合います。締め切りは4月20日ですので、詳しくは「パスファインダーレースパイロットプログラム」のHPでご確認ください。