福岡市は人生100年時代を見据えたプロジェクトを行っています。その一環として10日は多くの市民に健康で長生きしてもらおうと博多駅前でスムージーを無料配布し朝食の大切を呼びかけました。
◆通勤客に「スムージー」配布

RKB本田奈也花「配布されたトマトのルビースムージーです。甘酒が入っているのでほのかに甘くてトマトやニンジンのシャキシャキとした食感も楽しめます」
福岡市は、朝食の大切さを呼びかける取り組みとして10日から今月16日まで「朝勝ウイークSpring」と設定しさまざまなイベントを開催します。初日の10日は地元で採れた野菜などを使ったスムージーを通勤客らに無料配布しました。
◆朝食をとらない“リスク”を主張する研究者も

九州大学は福岡市に住む57歳から64歳までの中年、1万3480人を対象とし、8年間に渡って健康診断や生活習慣を調べました。その結果「週3回以上、朝食を食べない」「喫煙習慣がある」「やせ型」「同年代と比べ歩行速度が速くない」人は要介護の発生リスクが高いことが分かったということです。また、名古屋大学の小田裕昭准教授たちによると、朝食を抜くと体重が増加し、筋肉量が低下する可能性も指摘されています。逆に朝食をきちんととれば、筋肉や内臓の体内時計が正常化して太りにくい体質になるということです。














