5月11日に令和になって初めて開催される天皇皇后両陛下主催の園遊会について、宮内庁は新型コロナウイルスの感染対策のため食事やアルコール類の提供を控え、ソフトドリンクのみを提供することを明らかにしました。

両陛下や皇族方はマスクを着用し、お声かけのために歩かれる道筋に並ぶ招待客にもマスクの着用を求めるということです。

例年2000人ほどの招待客も半分の1000人ほどに絞ります。

園遊会は新型コロナが流行する前までは、東京港区の赤坂御苑で、宮内庁の御料牧場で育てられた羊のジンギスカンやサンドイッチなどの食事のほか、ビールなどのアルコール類も提供されて、毎年春と秋に開催されていました。

今回開催されれば、2018年11月以来およそ4年半ぶりとなります。

宮内庁は令和になって初めての開催となるため、慎重にコロナ対策をとりたいとしています。