次の青森市長選に元芸人で青森市の会社役員・野崎小三郎(のざき・こさぶろう)氏が正式に出馬を表明しました。すでに表明している青森市商工会議所の副会頭・西秀記(にしひでき)氏も街頭活動を始め、選挙戦に向けた動きが本格化しています。
立候補を表明したのは不動産会社「太陽地所」の取締役・野崎小三郎氏(44)です。8日記者会見を開き、青森県内を拠点に芸人として活動した経歴を通して市民の声を街づくりに反映させることの重要性を感じたとして立候補を決意したと述べました。
※青森市長選に立候補表明 野崎小三郎氏
「青森市をよくするためにはどうすればいいのか、胸襟を開いてよく意見を交わしていきたいと考えている」
野崎氏は青森空港有料道路の無料化や八甲田周辺の風力発電計画白紙撤回などの考えを示しています。
一方、すでに立候補を表明していた青森市商工会議所の副会頭・西秀記氏は街頭活動をスタート。初日は市内5か所を巡り、中心街の再開発事業やアウガへの市役所機能の移転のほか、アリーナ建設に携わったこれまでの経験と市長選で掲げる政策について訴えました。
※青森市長選に立候補表明 西秀記氏
「私の考え・政策をしっかりと訴えて、一人でも多くの方にご理解いただくことが私がやるべきことだと思っています」
西氏は市長選の告示前に商工会議所の副会頭を辞任する考えで、今後は街頭活動を重ねるとともに小規模な集会を開いて知名度のアップを図る方針です。














