防犯意識を高めようと、住民が協力して外出時の「鍵かけ」に取り組むモデル地区に、岩手県の大船渡市と住田町の自治会が指定され、10日指定書が交付されました。
「鍵かけモデル地区」は岩手県内の警察署ごとに行われている取り組みで、地域の自治会などを指定して鍵かけの徹底を呼び掛け、防犯意識を高めてもらうことを目的としています。
10日は大船渡警察署で今年度モデル地区に指定された住田町の中沢自治公民館と大船渡市末崎町の平南アパート自治会の代表に指定書が手渡されました。
県警によりますと大船渡警察署管内では去年、7件の住宅侵入窃盗事件が発生していて、いずれも無施錠の家が被害に遭いました。
モデル地区の自治会は玄関にステッカーを掲示したり住民が声を掛け合うなどして鍵かけを徹底し、犯罪に強い地域を目指します。