9日に投票が行われている高知県議会議員選挙の大豊町の投票所で事務従事責任者の遅刻により、有権者が一時投票できず、投票開始がおよそ20分遅れたことが分かりました。
投票開始が遅れたのは大豊町第3投票所の豊永公民館です。町の選挙管理委員会によりますと、午前6時57分、事務従事者から、選挙人名簿の抄本と「投票箱に何も入っていないことの証明書」を持った事務従事責任者が投票所に到着していないと電話で報告がありました。
選挙管理委員会は事務従事責任者に電話で連絡し、速やかに第3投票所へ向かうよう指示するとともに、書記が選挙人名簿の抄本と「投票箱に何も入っていないことの証明書」を持って第3投票所に向かいました。
午前7時に投票所が開いた後2人の有権者が訪れたものの、事情を説明した上で一旦帰ってもらい、午前7時17分になって投票できる態勢が整ったということです。当時、投票できなかった有権者は、午前8時半過ぎまでに投票を済ませたことが確認されています。
大豊町選挙管理委員会は事務従事責任者の遅刻が原因だとしていて、「再び投票所を訪れる形となり、深くお詫び申し上げると共に、今後このようなことがないよう体制を見直したい」としています。














