SDGsの取り組みで功績のあった団体に贈られる「SDGs岩佐賞」を真庭市のNPO法人が受賞しました。受賞会見が7日、真庭市役所で開かれました。

「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」の経済の部を受賞したのは、NPO法人共存の森ネットワークが主催する「真庭なりわい塾」の取り組みです。
県内外の塾生が真庭市の里山で生活するためのノウハウを学習するもので、これまでに約120人が卒業し、10人以上が真庭市に移住しています。
塾生が学んだことを生かし、地域で新たな仕事や雇用を生み出したことが評価されました。

(共存の森ネットワーク 澁澤寿一理事長)
「ここから出ていった人材、あるいは関係した地域の方々が、新しい地域の形を自分たちを中心として発展して作っていけることをめざす」

岩佐賞の受賞は、岡山県内の取り組みでは初めてだということです。