北東北3県の仏像を一堂に集めた企画展が8日岩手県立美術館で開幕し、ユニークな表情の仏像の数々が訪れた人を迎えます。
7日は報道機関を対象にした説明会が開かれました。企画展では、江戸時代のものを中心に岩手、青森、秋田3県の地域の大工や職人が作った「民間仏」と言われる仏像134点を一堂に展示し、地域の人々の信仰にスポットを当てています。
このうち、八幡平市・兄川山神社の「山神像」は優しい笑みを浮かべた独特の表情が特徴です。
また葛巻町・宝積寺の「六観音立像」は、水害などで犠牲になった人たちの鎮魂のため作られたとされています。
企画展「みちのく いとしい仏たち」は8日から5月21日まで開催されます。