きょう午後、沖縄県の宮古島周辺を飛行中の陸上自衛隊のヘリコプターの機影がレーダーから消え、その後、機体の一部とみられるものが見つかりました。着任したばかりの師団長ら隊員10人が乗っていたということで、自衛隊などが捜索しています。

防衛省によりますと、きょう午後4時33分ごろ、沖縄県の宮古島の周辺を飛行中の陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60」の機影がレーダーから消えたということです。

ヘリは熊本県の高遊原分屯地所属で、関係者によりますと、先月、着任したばかりの第8師団の坂本雄一師団長ら隊員10人が乗っていたということです。

岸田総理
「状況については、防衛省において確認中です。いずれにせよ、人命救助最優先で取り組んで参ります」

宮古島海上保安部の巡視船のほか、航空自衛隊が上空から捜索し、関係者によりますと、機体の一部とみられるものが見つかったということです。