高知県立大学の入学式が行われました。この3年間、新型コロナで様々な影響を受けた人が多い今年の新入生は、コロナ禍の転換期を前に、新たな環境での、新たな挑戦を楽しみにしていました。
高知県立大学には今年、大学生348人大学院生24人の、あわせて372人が入学しました。去年までは保護者の入場が制限されていましたが、今年は、2階席から晴れ姿を目にすることができました。
式では甲田茂樹(こうだ・しげき)学長が「3年余りのコロナ禍にもめげず志を成し遂げた皆さんに敬意を表します」とあいさつしました。また、新入生の代表者も、コロナ禍の転換に伴って広がろうとしている、自分たちの様々な可能性について述べました。
(新入生代表 井口楓彩さん)
「新型コロナウイルスに対する考えが変化しつつある今、挑戦することへの可能性が大きく広がっていることを実感しています。その未来をここ高知県立大学において実現できること、とてもうれしく思います」
真新しいスーツに身を包んだ新入生たち。新たな環境で始まる新たな挑戦への期待に胸を膨らませていました。
(新入生)
「高知県で求められている看護とは何かということを高知県出身なので、そういうことを考えながら学んでいきたい」
「社会福祉士の資格を取りたいので、卒業時に取得して就きたい職業に就けるようがんばりたい」
「いろんな人と出会って、先輩や友達とも出会っていろんな経験をして立派な社会人になれるよう頑張りたい」
高知県立大学の授業は4月10日から始まります。














