モモやブドウなど、2022年度山梨県内で生産された果実の販売額は約394億円と、過去20年間で最高となったことがわかりました。
これは6日開かれたJA全農やまなしの生産者大会で報告されたものです。
それによりますと、2022年度JAを通じて販売されたモモやブドウなど県産果物の販売額は約394億円となり、2021年より4%増加し、記録が残る過去20年で最高となりました。
2022年は梅雨の時期に雨が少なかったことなどが影響して玉割れがみられましたが、ブドウの高級品種シャインマスカットの出荷量が増えたことが主な要因だということです。
なお2023年度の果実の販売目標は400億円としていて、大会では新品種の開発や台湾、香港を中心とした輸出に力を入れ、販売を強化する方針を確認しました。