冬の間休止していた白バイ隊の出動式が6日盛岡市で行われ、隊員が交通事故防止への決意を新たにしました。
盛岡タカヤアリーナの駐車場で行われた出動式には、岩手県警交通機動隊の隊員23人が出席し、白バイのライトや赤色灯などの点検が行われました。
高水紀美彦本部長は訓示で「冷静かつ機敏な動作で、事故防止に取り組んで欲しい」と述べ、隊員を激励しました。
岩手県内ではことし1月から3月末までに飲酒運転による事故が去年よりも3件多い5件発生していて、交通機動隊は取締りを強化することにしています。
(県警交通機動隊 佐藤裕恵巡査長)
「新社会人などなかなか慣れない道で移動する方も多いと思います。その中で少しでも交通事故を減らすために、白バイで目立つ活動だとか、通学路警戒を重点的にやっていきたいなと思っております」
白バイ隊は、今年11月末まで県内の幹線道路を中心に取締りを実施します。また県警は6日から10日間、新入学児童などを対象にした交通マナーを呼びかける街頭活動を県内各地で実施します。