「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた作家で動物学者の畑正憲さんがきのう、亡くなりました。87歳でした。

畑正憲さんは1958年に東京大学を卒業後、会社員を経て、動物などのエッセーで作家として活動を始め、著作の「われら動物みな兄弟」では日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しました。

1971年には北海道に移住し、動物たちと暮らす「ムツゴロウ動物王国」を設立。

1980年に始まったフジテレビの「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズに出演してからは21年もの間、世界を旅しながら動物たちと触れ合い、人気を博しました。

関係者によりますと、畑さんはきのう自宅で倒れ、北海道内の病院で亡くなりました。