校舎に不審者が侵入したことを想定した訓練が甲府市内の中学校で行われました。
校内でナイフを手に持ち暴れる男。
教員が机やサスマタで時間を稼ぎ、駆け付けた警察官が取り押さえます。
これは甲府市の城南中学校で行われた不審者対応訓練です。
3月、埼玉県の中学校に17歳の少年が侵入し、教員が刃物で切りつけられる事件を受け行われたもので、教員や警察官ら 約20人が参加しました。
教員らはさすまたなどで不審者の動きを封じ、事前に決められた合言葉を使って校内放送をし危険を知らせました。
そして駆け付けた警察官が犯人を取り押さえました。
参加した教員:
「教室に入れない方がいいのか、子どもたちをどう避難させるかなどのシミュレーションが教員の中で確認出来て 本当に助かります」
「私も1回経験できたというのはこの先において強いです。ありがたいです」
警察は「不審者と十分な距離をとって対処してもらいたい」とアドバイスしていました。