青空が広がる中、高知県南国市では高知けいばの騎手と子どもたちが田植えを通して交流しました。「おいしいお米になあれ!」と真心こめて苗を植えていました。

田植えを体験したのは高知けいば所属の騎手と高知市こども劇場の子どもたちあわせておよそ40人です。高知市出身の赤岡修次騎手が何か地域に貢献できることはないかと始め、今年で11回目の開催。初回から参加している騎手も多く、慣れた手つきで子どもたちに田植えの仕方を教えていました。

転ばないよう、恐る恐る踏みしめながら歩く子どもたち。一方で…騎手はさすが!体幹の強さからか、余裕がありそうな表情です。また、騎手と子どもたちが一緒に乗ったのは大きな田植え機!「おいしいお米になりますように!」今年も心を込めて苗を植えていきました。

「田植えした!たのしかった!」
「水が冷たかったから楽しくて気持ちよかった!」
「(Q.どんなお米になってほしい?)一粒一粒大きなお米!おいしいお米になってほしい!」

子どもたちにきょうの騎手の活躍ぶりを聞いてみると…

「なんか、役立ってくれた!」

(高知けいば 塚本雄大 騎手)
「楽しく植えられたのでよかったです!」

(高知けいば 赤岡修次 騎手)
「なかなか子どもたちが泥まみれになって遊ぶということがないと思うので、こういう作業をしてお米が食べられるのを分かってくれたら今後の考え方にも生かされるかなと思う」

騎手と子どもたちは8月に一緒に稲刈りを行い、育てた米は特別支援学校などに寄贈する予定です。