高知県大川村ではサクラをはじめ、しばざくらや菜の花など春の花々が咲き誇っています。今年で10回目を迎えた「さくら祭しばざくら祭」です。
大川村で毎年この時期、2週間にわたって行われる「さくら祭しばざくら祭」。
(木岡アナウンサー)
「いろんな種類、いろんな色の花が鮮やかです。また何とも言えない手作り感がほっこりします」
さくらは一部葉桜になっていますが、しだれ桜は満開です。

そしてしばざくら。2色の花のコントラストが鮮やかです。

さらには菜の花、チューリップと、斜面一面が彩られています。祭りの開催は今年で10回目。人口360人ほどの大川村に、多い日には1日に200人が訪れるという人気のイベントになりました。

もともとは倉庫だったという建物も、木造のすてきな建物に。休憩所や展望台、飾りはすべて手作りで、家のような温かな雰囲気で訪れる人を迎えます。ほかでは見られないこの景色を見ようときょうも県内外からお客さんが訪れていました。
(愛媛から)
「県道17号沿いがきれいだと思って通ってきたら『さくら祭』と看板があったんで来てすごくよかったです。一気に気持ちも華やぎました。」
「めちゃくちゃきれいでびっくりしました。また来年もぜひ来たいと思います。すごくいい天気で最高でした」
「菜の花がサクラの色とも合ってるし、そこに蜂がとまってかわいいなと思いました」
「こんなにも花の色が山の緑とのコントラストがきれいで美しいなと思いました」
訪れた人の声は祭りを主催する川上さんたちの力になっているといいます。
「長く(祭りを)していると大変なこともあるんですけど、毎年毎年たくさんの人が来てくれるので、1年ごとに『もう少し花を広げよう』とか『きれいな花を咲かせよう』とか力になります」
イベントは16日まで行われ、毎週日曜日には音楽ライブのほかラーメンなどの出店もあり、大勢の人でにぎわいます。
