全国で行われている統一地方選挙で、政治のアップデートが課題になっています。選挙に立候補できる年齢の引き下げを求める声が若い世代で相次いでいます。
東京・渋谷のSHIBUYA109。きのう、高校生から大学生まで30人が集まっていました。
「投票にいこー!」
「政治家と本音で意見交換する」と銘打ったイベントで、参加者から疑問の声が上がったのは…
参加した学生
「単純に疑問なんですけど、なんで25歳が立候補の限界なの?」
「議員さんになれる年齢は20歳とか18歳とかに下げれば、結構解決できる問題があると感じている」
選挙権は18歳に引き下げられましたが、選挙に立候補できる権利「被選挙権」は衆議院で25歳、参議院では30歳で、戦後一貫して変わっていません。
一方、イギリスやフランスなどの議会下院の被選挙権年齢は18歳。世界の6割以上の国で21歳から立候補が可能です。
参加した学生
「年代が違うと、考えてることとか若者寄りというか、LGBTとか。同じ政党の中でも、やっぱり年代が違うと何かアプローチとか力を入れてるのも違うのかな」
今回の統一地方選挙では、こうした訴えを行動に移す動きがありました。鹿児島大学3年の中村涼夏さん(21)です。
鹿児島県選挙管理委員会
「年齢の方が満たしていないということで、申し訳ございませんが不受理とさせていただきます」
受理されないことは承知のうえで問題提起をしたいと、鹿児島県議選にあえて立候補を届け出ました。
中村涼夏さん
「もっと若者の人々の声が届いて、変えられるような社会を作っていきたい」
中村さんによると、今回の統一地方選では全国で10人以上が同じような届け出をする見込みだといいます。
40歳以下の議員の割合が、150か国中125位の日本。渋谷109ラボの調べでは「日本の政治に期待している」若者はわずか18.5%にとどまっています。
参加した学生
「大学生として国会議員になるっていうふうな、そういうアプローチがあった方が若者にとっても政治がより身近に感じやすくなるんではないか」
「例えば今だったら少子化対策。高齢者の方が多いから、全体の意見が高齢者の意見になっちゃう」
今、日本の民主主義のアップデートが求められています。
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