愛媛県西予市は、去年9月に酒気帯び運転で自損事故を起こした男性職員(30)を4月4日付けで停職6か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、西予市建設部主事の男性職員(30)です。

西予市によりますと、男性職員は去年9月22日未明、宇和島市祝森の国道で自家用車を運転中、ガードパイプに接触する自損事故を起こし、警察が調べたところ基準値の3倍にあたるアルコールが検出されました。

男性職員は21日の勤務後、午後6時から9時ごろまで同僚2人と西予市内の飲食店で酒を飲み、マイカーで仮眠をとった後、運転したということです。

男性職員は去年12月に在宅起訴されていました。

そして4月4日、罰金50万円の刑が確定したことから、西予市は男性職員を4日付けで停職6か月の懲戒処分としました。

また、当時の上司、建設部の課長を訓告の処分としました。

西予市の管家一夫市長は「職員一人一人が問題意識を持って飲酒運転の撲滅に努めるとともに、市民の皆さまの信頼回復に向けて全力で努めてまいります」とコメントしています。