
こちらはプロジェクトに認定された子育て世帯向けの3LDKの賃貸住宅です。
建設コストを削減することで、家賃を月6万円から8万円台に抑えている点が評価され認定されました。

住みよかプロジェクトのPR効果もあり、認定された賃貸住宅は 90%以上の高い入居率となっています。
地域活動への参加で “家賃が格安”に

長崎市は、若者への住宅供給を地域コミュニティの活性化につなげられないかと市営住宅を活用した社会実験も行っています。

長崎総合科学大学2年の吉住さんです。
部屋の広さは47平方メートルと広々。
長崎総科大の学生が一緒にリノベーションしました。

吉住さん:
「家賃は1万5千円程度です。友達からも安いねとか広いねとか言われて得した気分」

家賃が抑えられている代わりに、入居者には “自治会への加入”や “清掃活動”への参加が義務付けられていますが、吉住さんは「苦痛には感じていない」といいます。
(記者):「面倒くささは感じませんでした?」
吉住さん:
「それは全然なくて、優しい高齢の方とかが多くて可愛がられる感じで。(これからも)沢山、交流していきたいです」