ロシア・サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、ウクライナ侵攻を支持する軍事ブロガーが死亡した事件で、当局はロシア人の女を拘束し、「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と主張しました。
この事件は2日、サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、「ウラドレン・タタルスキー」のペンネームで活動していたプーチン政権寄りの軍事ブロガーが死亡し、30人以上が負傷したものです。
ロシア連邦捜査委員会は3日、事件に関与した疑いでロシア人の26歳の女を拘束したと発表しました。
ロシアメディアによりますと、女は去年、侵攻に抗議する集会に参加して行政処分を受けたことがあり、今回、爆発物の入ったタタルスキー氏への贈り物をカフェに持ち込んだとされています。
事件についてロシアのテロ対策委員会は「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と主張。「女は反体制派指導者ナワリヌイ氏の支持者だった」としています。
また、ペスコフ大統領報道官は3日、プーチン大統領にも事件に関する報告があがっていると明らかにしています。
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