NTT東日本とNTT西日本はけさ、光回線によるインターネット通信サービスで大規模な通信障害が発生したことをうけて、臨時の記者会見を開き、「重大な事故」に当たるとの認識を示しました。
NTT東日本とNTT西日本によりますと、障害は午前7時10分ごろに発生し、北海道や関東、中部、関西、中国、四国の広いエリアで▼インターネット接続サービスの「フレッツ光」や▼電話サービス「ひかり電話」などが使えなくなりました。
完全復旧までには▼東日本エリアでおよそ3時間、▼西日本エリアでおよそ1時間40分かかり、▼「フレッツ光」で44万件あまり、▼「ひかり電話」で23万件あまりに影響が及びました。
また、110番や119番などの緊急通報も使えない状況でした。
こうした大規模な通信障害をうけて、両社は午後6時から臨時の記者会見を開き、電気通信事業法上の「重大な事故」に当たるとの認識を示しました。
両社は特定の配信サーバーからのパケット受信により、同じメーカーの合わせて116台の「加入者収容装置」と呼ばれる設備が故障したことが原因としていますが、詳細は分析中としています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









