4月3日から新年度スタートです。新たに社会人になったみなさん、緊張の一日となったのではないでしょうか。県庁や銀行、企業などで行われた辞令交付式などの様子をまとめました。みなさん、決意を新たに式にのぞんでいました。
高知県庁では3日朝、辞令交付式が行われました。式では一人ずつ名前が読み上げられ、新入職員は引き締まった表情。今年度は、平成以降最も多い172人の職員が採用されました。濵田知事はあいさつで、自身が掲げる「共感と前進」の重要性を説明しました。
(濵田省司 知事)
「このコロナからの脱出を確実にしていくために県の経済をしっかり回復させたい。みなさんには一日も早く県庁職員としての基本、ルールやマナーを身に付けていただいて、この県政のさまざまな取り組みの隊列に加わっていただければありがたい」
(新入職員)
「中学生の頃からずっと公務員になりたいと思ってて、こういう日を迎えてすごくうれしい気持ちです。高知県を支えていきたいという思いがあったので」
「緊張してますが…がんばります。一日でも早く戦力になれるように。私に任せても大丈夫って思ってもらえるような職員になりたいです」
四国銀行では、高知市の本店で入行式が行われ、1人1人に辞令が交付されました。マスク無しの入行式は4年ぶり。今年は54人が入行し、これから1か月研修を行った後、四国内や関西の38の支店に配属されます。
山元文明頭取は「地域に根ざした地方銀行としての役割を常に考えて行動していってほしい」とあいさつしました。
(新入行員)
「緊張している部分もあるが、これから誰よりも頑張ろうという意気込み」
「(配属される)支店からのメッセージを頂いた際に、みなさんと一緒に頑張っていきたいと思った」
「新入行員はフレッシュさが大事だと思うので笑顔を大事にして頑張っていこうと思う」
また、技研グループの入社式はマスクなしで行われ、新入社員の少し緊張した表情が伝わってきました。新入社員31人のうち26人が県出身者だということです。
森部慎之助社長は原材料費の高騰に触れ、「厳しい状況は続くが、10年、20年先を見据えた新しい技術を世界に送り出していってほしい」とあいさつしました。
(新入社員)
「吸収できることは全部自分の力にして一日でも早く戦力になりたい。自分が携わって何か一つ機械を作りたい」
「(技研グループの)一員になれることがすごく楽しみです。高知だけでなく、全国、世界で技研グループが今まで以上に名を知られるように努力を続けていきたいです」














