自転車ヘルメットの着用努力義務に伴い、いま、売り場ではヘルメットの欠品が相次いでいます。特に大人用のヘルメットが不足。企業での一括注文、高齢者の意識の変化、また、“経年劣化”に伴う買い替えも背景にありそうです。
(リポート:木岡真里奈)
「ホームセンターに来ました。ヘルメット売り場、ありましたが、ヘルメットは半分くらい売り切れています」

(フタガミ店舗企画課 益陽平さん)
「2月くらいから伸びてきてはいたんですけど、3月に入ってから急激に需要が増加した印象」
フタガミによりますと、3月のヘルメットの売上は去年の同じ月のおよそ3倍だったといいます。
(フタガミ店舗企画課 益陽平さん)
「高齢者が購入しているように見受けられる。関心が強いのが高齢者なのかなと思います」
業務で自転車を使う企業からのまとまった注文も多く、「大人用」はほとんどの店舗で売り切れだといいます。
(フタガミ店舗企画課 益陽平さん)
「メーカーが欠品になっているので、なかなか欲しくても手に入らないという状況で、もうすぐ回復すると信じたいんですけど見通しが立たない状態ですね」
フタガミでは、着用の努力義務に合わせて、盗難防止になるヘルメットホルダーや、雨の日にかぶせて使うカバーなどのグッズも準備しました。また、ヘルメットは経年劣化するため、場合によっては“買い替え”も考える必要がありそうです。
(フタガミ店舗企画課 益陽平さん)
「ヘルメットは“消耗品”なので、何もなくても経年劣化しますから、3年を目安に買い替えをしていただきたい。特別な事故がなくても、高い場所から落としたり硬いところに打ちつけてしまったりということがあれば、目に見えなくても中のクッションが壊れている可能性があります。安全を守るものですので、しっかり買い替えをしていただきたい」














