音楽家でアーティストの坂本龍一さんが亡くなりました。71歳でした。アカデミー賞作曲賞などを受賞するなど、「世界のサカモト」として活躍していましたが、近年はがんと闘いながら創作活動を続けていました。
一方で、音楽以外に取り組んでいたのが被災地支援、脱原発運動、憲法9条改正に反対などの社会活動です。その功績を振り返ります。

坂本龍一さん死去 世界から追悼の声…社会活動にも注力

山内あゆキャスター:
坂本龍一さんが亡くなりました。71歳でした。

【1978年】
細野晴臣さん、高橋幸宏さんとYMOを結成。テクノポップで世界中の人気を得る

【ソロ活動】
映画「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」などに出演しながら映画音楽を作り出して数々の賞を受賞

【2020年がんが見つかる】
治療を受けながら創作活動を続ける

また、アーティストの一方で社会的な活動に対してしっかりと発言をしていました。

例えば…▼東日本大震災で被災した子どもたちとユースオーケストラを作ったり、▼脱原発運動、▼憲法9条改正に反対の立場を示す一面もありました。

また、TBSとともに2001年から紛争地帯での対人地雷の撤去を目的とした「地雷ZEROキャンペーン」に賛同。そしてその中でのキャンペーンソング「ZERO LANDMINE」を作曲・プロデュースをしました。
この特別企画の中で坂本さんは実際に地雷の除去現場に行っているんです。