スポーツの世界でも新年度のスタートです。2023年10月のパリ五輪代表選考会・MGCに5人の選手を送り出す天満屋女子陸上競技部に2人の新人が入部しました。

(前田穂南選手)「MGCの資格をしっかり取れたので、MGC連覇目指してパリにつながる走りができたらいいなと思います」

おととい(4月1日)開かれた天満屋女子陸上競技部の活動報告会です。選手たちがMGCやクイーンズ駅伝での活躍を誓う中、スーツ姿も初々しい2人の新入部員も紹介されました。広島県・銀河学院高校出身の片岡碧巴葉選手は、地元に天満屋の店舗があり、チームに親近感を抱いていたといいます。

(片岡碧巴葉選手)「走るのが好きという気持ちを持ち続けて、有言実行ができるようなマラソン選手になりたいなと思います」
熊本県・千原台高校出身の西村美月選手は、全国高校駅伝で2年連続アンカーを務めました。

(西村美月選手)「先輩方のように世界で活躍できるような選手になって、お世話になった方々に恩返しの走りや見ている人に勇気を与えられるような走りができる選手になりたいと思います」
2人とも、2022年のインターハイに出場していて、武冨監督も期待を寄せます。

(天満屋女子陸上競技部 武冨豊 監督)「(先輩を)あこがれて入ってきている選手たちなので、その姿をしっかり見せながらという形になると思うんですけど。いい刺激にしてチームを盛り上げていければと思います」

フレッシュなピンクのジャージの2人が西の名門・天満屋に新しい風を吹かせます。