新しい美術館など、岡山市で新たな芸術施設の開設を目指している団体が、運動を盛り上げようと市民らとシンポジウムを31日に開きました。
シンポジウムは、岡山市の美術関係者らが設立した一般社団法人「アーツハブ岡山」が開いたもので、今回で5回目となります。会場では、愛知県立大学で美術教育学を教える藤原智也准教授らが講演し地域に芸術と触れる場所が増えることで、子どもの想像力をより豊かに育むことができると訴えました。
【愛知県立大学・藤原智也准教授】「(岡山の方が)気付きを得られればいいなと。市民が集まってネットワークをつくったりコミュニケーションをとったりするところから、大きな力が出てくる。(シンポジウムが)その第一歩になれば」
「アーツハブ岡山」では、今後もシンポジウムなどを通じ、市民に芸術施設の必要性を訴えていきたいとしています。