宮城県と山形県にまたがる蔵王の「お釜」の様子を、年間を通じて監視するカメラの運用が9日から始まり、これまではできなかった冬の間も、火口の監視が可能になりました。
宮城県の蔵王町役場で行われた式典には、県や東北地方整備局などの関係者約30人が出席し、蔵王の監視設備の運用開始を祝いました。
運用が始まったのは、蔵王のお釜の様子をリアルタイムで確認できる監視カメラです。これまでの監視カメラは、太陽光発電や燃料を使用し稼働していたため、冬は使用することができませんでした。今回、山頂レストハウスに新たに電源設備を設けたことで、安定した電力供給が可能となり、1年を通して監視することがきるようになりました。
映像は、県や気象台などに配信されるほか、東北地方整備局新庄河川事務所のホームページで確認できます。
蔵王町・村上英人町長「一番は住民、観光客を守ること、各関係者と横の連携を取りながら、すぐに対応できることが強み」
新たな監視設備は、蔵王の監視態勢を強化するため、2020年度から整備が進められていました。
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