熊本地震からまもなく7年。3月31日、被災者が暮らした最後の仮設団地が閉鎖しました。

閉鎖されたのは 熊本県内で唯一残っていた益城町の「木山仮設団地」です。


熊本県によりますと、3月23日で 入居者3世帯 6人が無償の災害公営住宅に移り住むなどして 全ての退去が完了しました。

入居者は県が進める土地区画整理事業の影響で自宅再建が進んでいないため、県と益城町は引き続き、住まい再建に向けた支援を続けていくとしています。

熊本県内の仮設団地は、ピーク時の2017年5月末には、16の市町村に110か所あり、民間住宅を借り上げるみなし仮設住宅を含め、約4万7800人が暮らしました。