愛媛の地酒をブランド化し国内外に発信しようと、愛媛オリジナル品種のデルフィニウム、「さくらひめ」の酵母を使った新たな地酒の販売が始まりました。

 ずらりと並んだ日本酒。愛媛オリジナル品種のデルフィニウム、「さくらひめ」から取れた香りや味わいの異なる4種類の酵母が使われています。

 愛媛県と県酒造組合は愛媛の地酒を国内外に広く発信しようと、去年10月に「えひめ香る地酒プロジェクト」を立ち上げ、県内22の蔵元が「さくらひめ」の酵母を使用し商品開発を進めてきました。

 発売を記念して開かれた試飲会では、参加者がそれぞれの地酒を飲み比べて出来栄えを確かめました。このうち、西条市の石鎚酒造が手掛けた純米大吟醸酒のお味は…。

 さくらひめの酵母を使った22種類の地酒は、県内外のスーパーやデパートなどで販売されているほか、4月、台湾で開かれる国際的な展示会でお披露目される予定です。