若山牧水の短歌を「書」で表現してきた榎倉香邨さんの遺作展が宮崎県日向市東郷町で開かれています。

現代かな書の最高峰、榎倉 香邨(えのくら こうそん)さんは、60歳を過ぎてから若山牧水の短歌を書で表現することをライフワークとし、去年1月、98歳で亡くなりました。

日向市東郷町の若山牧水記念文学館では、榎倉さんの遺作展が開かれていて、榎倉さんが文学館に贈った牧水の短歌が書かれた作品、11点を展示。

また、牧水直筆の2点も紹介されていて、榎倉さんの書とともに楽しむことができます。

榎倉香邨さんの遺作展は、若山牧水記念文学館で、4月30日まで開かれています。