マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与するカード普及策について、総務省は5月末までとしていた“ポイントの申し込み期限”を9月末まで延長すると発表しました。
政府はマイナンバーカードを普及させるために、2月末までにカードを申請した人に最大2万円分のポイントを付与する「マイナポイント第2弾」を実施しています。
マイナポイント取得のための駆け込み申請で、2月26日からの4日間のカードの取得申請数は合計で400万件を超え、申請サイトも一時、ダウンしました。
このため、総務省はカードの発行までに通常よりも時間がかかっているとして、5月末としていたカード取得者のポイント申し込み期限を9月末まで延長すると発表しました。
カードの申請件数は29日時点でおよそ9604万件となり、人口に対する申請率は76%を超えています。
今年度中にほぼ全ての国民にカードを普及させるという政府の目標について、松本総務大臣は「ほぼすべての国民に行き渡らせたいと考えており、そのことができる水準まで到達したのではないか」「自己採点はなかなか難しゅうございますので、点数については皆様のご評価を受けたいと思います」と話しました。
政府は引き続き、現在の紙などの健康保険証を2024年の秋に原則廃止し、マイナンバーカードと一体化するなど、普及を急いでいます。
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