ロシアの情報機関がウォール・ストリート・ジャーナルの特派員をスパイ容疑で拘束したことについて、アメリカ政府はロシアを「最も強い言葉で非難する」と表明しました。

ホワイトハウス ジャンピエール報道官
「スパイ容疑はばかげている。ロシアがアメリカ市民を標的にしていることは容認できない。アメリカ政府は、ガーシュコビッチ氏の拘束を最も強い言葉で非難する」

ホワイトハウスのジャンピエール報道官はこのように述べたうえで、「スパイ容疑が正しいと信じる根拠はない」と強調しました。そのうえで、現地の大使館員がガーシュコビッチ氏に面会できるようロシア政府に申し入れているとしています。

また、ホワイトハウスと国務省の当局者は、29日の夜から「ウォール・ストリート・ジャーナル」や家族ともやりとりをしているということです。