備前市の旧閑谷学校にあり、秋には美しく紅葉する「楷(かい)の木」の葉っぱをモチーフにした「マスコットキャラクター」の置物を、中学校の美術教師だった女性が制作し寄贈しました。

寄贈されたのは、旧閑谷学校と、隣接する研修センターのマスコットキャラクター「楷の木仙人」と「楷の木ぼうず」の2体です。

依頼を受けた赤磐市の越宗晶代さんが、地元企業から提供された発泡スチロールを用いて約3ヶ月をかけ制作しました。

キャラクターは約15年前、研修センターの職員が楷の木の葉をモチーフに考案したもので、イラスト以外が制作されたのは初めてです。

(越宗晶代さん)「楷の木は美しいし、人に力を与えるものなので、それの化身のようなキャラクターを見て、見る人に力がいけばいいなと」

寄贈された2体は早速研修センターの玄関ロビーに設置され、訪れる人を歓迎していました。