工石山(くいしやま)の環境の整備や保全を支援してきた大手ビールメーカーが、引き続き活動を支援することになりました。

高知市と土佐町にまたがる工石山は、四季を通じて多くの草花が楽しめ、県民・高知市民の森として親しまれていて、高知市などでつくる団体が環境の整備や保全などを行っています。大手ビールメーカー・アサヒビールは、高知市などでつくる団体と協定を結び、2010年度から活動費用などを支援しています。ここ5年間は工石山のPR動画や、様々な花のガイドブック作成などに協力してきました。今年度いっぱいで3期目の支援期間が終わるのを前に、29日、期間を5年間延長する協定を高知市などと結びました。

(アサヒビール高知支社 寺本武司 支社長)
「コロナ禍で活動が制限された中でしたが、(支援を)継続させていただくことが可能となりました。今後また高知にも観光客や登山客が増えると思うので、そういった方にも安全に登っていただけるように支援していきたい」

アサヒビールは今後も、豊かな自然を守る活動に協力していきたいとしています。