愛媛県宇和島市三間町の花の名所として親しまれてきたチューリップ街道が今年で終了することになり、高校生が道沿いに最後となるわらアートを飾り付けました。

29日は、北宇和高校三間分校の生徒と教諭らが宇和島市三間町を通る県道沿いの畑に「わらアート」を設置しました。

市内三間町則地区では、1989年から住民たちが県道沿いのおよそ1.2キロに渡り、チューリップを植えていて、「チューリップ街道」として広く親しまれてきました。

三間分校によりますと、地元の自治会からきのう高齢化で手入れが難しくなったことなどから今年でチューリップ街道を終えると連絡があったということです。

(三間分校の生徒)「最後まで引き継いでやることはうれしく思っている」

チューリップ街道の花は、来月上旬までが見頃で、「わらアート」は好天が続けば来月5日まで設置予定です。