東京電力は福島第一原発1号機の燃料デブリ取り出しに向け、原子炉圧力容器を支える土台「ペデスタル」の内部調査を始めました。
福島第一原発1号機では溶け落ちた核燃料・燃料デブリの取り出しに向け格納容器の内部調査が進められています。28日の調査ではカメラを搭載した水中ロボットを投入し、原子炉圧力容器を支える土台「ペデスタル」の開口部の状態を確認しました。その結果、ペデスタル内側の基礎の部分について一部、鉄筋が露出しているのが確認されたということです。
また東京電力は原発事故後、初めてとなる「ペデスタル」の内部に水中ロボットを投入する調査を29日から始めました。今回の調査では、原子炉圧力容器を支える土台の損傷の程度などを調べて燃料デブリを取り出す際の参考にすることにしています。
写真提供:東京電力













