福島県いわき市と郡山市を結ぶJR磐越東線について、沿線の市町村が活性化策を話し合う会議が初めて開かれ、「路線の存続」を前提に、対策を取ることを申し合わせました。
磐越東線活性化対策協議会・内田広之会長「経営状況の発表があった通り、なかなか経営状況が大変な状況にある」
県と沿線の市町村で設立された「磐越東線活性化対策協議会」。その初めての会議が29日に開かれました。
いわき市と郡山市を繋ぶ「JR磐越東線」は、利用者が年々減り、JR東日本によりますと、2021年度、赤字は総額で6億9000万円にのぼっています。
会議では「存続を前提」に、四季折々の自然など、市町村の観光資源を活かした対策を打ち出していくことを申し合わせました。
磐越東線活性化対策協議会・内田広之会長「存続というのを大前提にしながらたくさんの人に利用してもらうことで、磐越東線の活性化を促していきたいなとおもっています」
会議では4月以降、鉄道の利用調査や住民アンケートを進め、対策の内容を決めることにしています。













