ウクライナ情勢です。ドイツやイギリスの主力戦車がウクライナに引き渡されました。一方、ロシアは兵器の生産拡大を求める姿勢を強めています。

ウクライナ レズニコフ国防相
「イギリス、ありがとう」

ウクライナのレズニコフ国防相は、28日、到着したイギリスの主力戦車「チャレンジャー2」の動画をSNSに投稿しました。

前日には、アメリカやドイツなどから供与された装甲車などと写った写真を載せていて、「1年前、私たちのパートナーのサポートが、これほど強力なものになるとは、誰も思っていなかっただろう」とコメント。ロシアに占領されている地域の奪還に意欲を示しました。

一方、ロシアのショイグ国防相は、ウクライナ侵攻で使われているミサイルや砲弾などを生産する国内の2か所の企業を視察しました。

国防省は「生産体制の見直しで、一部の弾薬の生産量は今年末までに7倍から8倍になる」と主張していて、プーチン政権は兵器の生産拡大を企業側にさらに厳しく求めています。