森永乳業の「リプトンミルクティー」。先週、元の味に戻して再び発売されました。なぜ、こんなことが起きたのか?スタジオで詳しく見ていきます。

青春の味?リプトン“紙パックミルクティー”復活

良原安美キャスター:
森永乳業「リプトンミルクティー」元の味に戻して、再び発売されました。

なぜこんなことが起きたのか、深いわけを見ていきます。
このリプトンミルクティーの発売が始まったのは1989年からです。

30年以上愛されて、実は2022年3月にリニューアルされました。「ミルクティー」から一時期は「ロイヤルミルクティー」になっていたんです。ところが1年ほどでまた元のミルクティーに戻ったというわけです。

ホラン千秋キャスター:
パッケージの「NEW」の文字に「?」がついていますね。

良原キャスター:
ここに意味を感じますよね。この紙パックにストローを差して学生時代によく飲みませんでしたか?

ホランキャスター:
はい、お世話になりました!。

良原キャスター:
まさに青春の味という方もいるかもしれません。この復活に大喜びしている人物が実はNスタスタッフにいました。今日の主人公、“リプトンミルクティー愛好家”原田菜々ADです。

ニュースを見た原田さんのお姉さんから「うちらのリプトン戻ってきた」と連絡が来たそうです。どうしてもともとのリプトンが復活することになったんでしょうか?その背景を見ていきます。

まずは原田さん、高校時代からこのミルクティーを購買で毎日購入して飲んでいたそうです。社会人になってからも1日1~2本、毎日飲んでいて、復活してからは冷蔵庫に常備するようになったといいます。

自分の20歳の誕生日のときには、もう自他共に認める“リプトンミルクティー愛好家”ということで、友人から年齢と同じ20本のミルクティーをプレゼントされたこともあったそうです。

そんなミルクティー、森永乳業さんの「もっと受け入れられるように」という思いで、リニューアルされました。

【2022年3月「ロイヤルミルクティー」】
・茶葉5%増量
・乳固形分1.5倍

茶葉の量を増やしたり、よりリッチで大人な味わいにリニューアルしたということです。

ところがこのリニューアルしたロイヤルミルクティーを飲んだ原田さん。

“リプトンミルクティー愛好家” NスタAD 原田菜々(24)
「甘さがなくなって、受け入れられなかった。もう飲まない…ってなりました」

そこでふだん飲む物はカフェオレや豆乳などでごまかす日々が続いたといいます。

ホランキャスター:
結構、象徴的ですよねあの甘さ。

日比麻音子キャスター:
学生のとき、お金がないから安く、身近に、簡単に甘いものが摂取できるので本当に助けられた。この甘さって大事だったんですね。