岡山県北で桜の巨木「醍醐桜(だいござくら)」が見ごろを迎えています。きょう(28日)から醍醐桜まつりも始まり賑わいを見せています。

里山の丘にそびえ立つ醍醐桜です。岡山の標本木と同じくきのう(27日)「満開」が発表されました。

後醍醐天皇がその美しさを称えたことが名前の由来となったといわれ、推定樹齢1000年の巨木です。

無数の花が咲き乱れる様子が訪れた多くの人を圧倒します。

(東京から)
「3回目ぐらいなんですけれどちょうど満開だったので良かったなと思います」

(岡山市から)
「これだけ立派な桜に勝てる桜は他にはないんじゃないでしょうかね」

「きょうからは3年ぶりとなる醍醐桜まつりが始まり、広場で開会式が行われました。あすから売店がオープンし名物の手作りこんにゃくなどが販売されます。

(醍醐桜保存会 春木基男会長)「5・6日間ぐらいは見ごろが続くと思いますのでぜひその間にこの素晴らしい醍醐桜に来ていただきたい」

岡山を代表する千年桜は今週いっぱいが見ごろだということです。